光をキャッチする
虹入り水晶さんをお持ちの方はたくさんいると思います。
雨上がりに空に出る虹は、見ているだけで幸せな気分になり、勇気や希望が湧いてくるものです。
そんな虹を水晶の中に見つけたときは、同じく多幸感に包まれますね。
水晶内のクラック(ヒビ)に光が反射して、虹が見えるわけですが、すべてのクラックが虹を出すわけでもなく、そこが光の神秘を感じさせますね。
また虹はとても気まぐれで、今さっきまで見えていた虹が突然いなくなってしまったり、太陽光とランプでは、出る場所や雰囲気が違ったりしてそこも面白さの一つですね。
近頃は、人工的に金属を蒸着させて、水晶全体が強い虹に包まれている、アクアオーラと呼ばれるものを見かけます。
それはそれで綺麗ですが、私は天然物を愛しております。
水晶内部ではなく、表面に虹が出る天然アクアオーラは、クラックタイプの物より珍しいでしょう。
山の中で水晶の表面が酸化被膜(おそらく鉄分)に覆われて、その被膜が光を反射して虹を出します。
これを見つけた時は、空に虹が出てるんじゃないかと思って、ついつい空を見上げたりしちゃいますよね。
艶やかな虹といった印象です。
この様に虹にも色々な種類がありますが、みなさんはどのタイプがお好きですか…じっくりと鑑賞することで新しい虹さんに出会えるかもしれませんね。