重なり合う姿

カテドラルとは英語に直訳すると、大聖堂となります。

でもここはcrystsl loversの場所なので、石目線で見ていきましょう。

いくつもの水晶が重なり合って成長していく時、柱面に縦の線(接合線)が表れます。これがカテドラルのポイント!

さらにその縦線が一つの結晶として成長し、大聖堂の様に先端がいくつかの塔に見えれば完璧です!!

カテドラルとは、とても幅の広い表現で、人によって見方があるようです。

ここでは、広めに幅をとってカテドラル・グロース(growth)、その成長の仕方にクローズアップします。

というのもこの私が、縦横に走るストラクチャー、カテドラルグロースを愛してやまないからです。

近未来都市の様でもあり、超古代文明の様でもあるこのパターンは、ついつい凝視してしまいます。

カテドラル・グロース(マニハール産)

一つの面だけど、そこには幾重にも重なった水晶達。縦線(接合線)がそれを伝えてくれます。

今にも動き出してトランスフォームしそうな雰囲気…カッコイイ…。

緻密な設計図にも見えますが、これは自然のアート。地球史46億年の集大成。

ではもう一枚。

クローライト、アナテースと共に

結晶としてはカテドラルではないけど、面がカテドラル・グロース。

アナテースが山間の村に建つ家みたいで、ストーリーを感じさせます。

クローライトも高山植物みたいで、ほっこり。。

接合線と成長線(横線)が山道に見えてきました。

あの家から見る景色は最高だろうなぁ…なんて想像しちゃいますね。。

では最後にこちら。

スイス・フルカ産(Furka)

ドーン、これはまさに…大・聖・堂!!

圧倒的な透明感から氷の大聖堂として観光地になりそうですね。

数年前に、スイスの友人から物々交換で譲り受けた一品。

非常に大切で思い入れのある結晶です。

カテドラル…定義の仕方はいろいろあるけども、私はこの緻密で繊細ながら、荘厳な雰囲気が大好きです。